同窓生174人、和やかに歓談―東京同窓会の総会、盛大に
帝塚山学院東京同窓会の2002年度総会が7月6日(土)、東京・早稲田のリーガロイヤルホテル東京で開かれました。大阪からの来賓を含め、174人が集まり、旧交を温めました。
東京同窓会は、学院小学校、中学校、高校、泉ヶ丘中・高校、大学、旧短大卒業生の関東在住者の集まり。毎夏、同期の同窓生が幹事役となり、力を合わせて総会を運営しています。今年は42回卒生が1年がかりで準備を進めてきました。
最初に阿部喜兵衛・学院専務理事が、昨秋に文化勲章を受章された25回卒の豊島久真男さん(住友病院院長)について「がん遺伝子の研究に打ち込まれ、がんに苦しむ人たちの救済に尽くされた。4万5000人余りの同窓生の誇りです。皆さんとともに心からご祝意を表したい」と呼びかけられ、会場から大きな拍手が送られました。
鶴崎裕雄・同窓会連絡協議会代表のご挨拶、秋岡省三・帝塚山同窓会会長の乾杯の音頭と続き、楽しい会食へ。福引きをはさみながら、大阪から駆けつけられた恩師の岡貴久雄先生(泉ヶ丘)、堀良子先生(中、大)、斉藤久美子先生(幼、小、中、高)を囲んでいつまでも思い出話に花が咲きました。
やがてゲストの寿ひずるさんが舞台に。宝塚に進まれた寿さんは学院の思い出を「小学校の七夕や白浜の臨海学舎が印象に残っています。白浜でやっと4キロの遠泳ができたときにはうれしかった。舞台に復帰して4年目。いまは何にでも挑戦していきたいと思っています」と話され、「愛の幕切れ」「愛の賛歌」を絶唱。また、42回卒の仲間たちの一人で、チャリティーコンサートやライブ活動を続けている中川乃梨子さん(藤井典子さん)も切々とシャンソン「愛のおくりもの」を歌われ、感動の輪が広がりました。
最後は恒例の校歌斉唱。岡先生と一緒に若い大学生はじめ泉ヶ丘卒生全員が「泉ヶ丘賛歌」を歌えば、80歳を越すご年配の方も元気良く、旧校歌、院歌、祝歌・あかね雲をつぎつぎに歌い上げ、母校への感謝の気持ちを新たにしました。