7月28日、今年(平成26年)4度目の文化の会として日本橋の国立文楽劇場で文楽を鑑賞しました。 『夏休み文楽劇場特別公演』ということで親子劇場、名作劇場、サマーレイトショ-の三部に分かれていて、 我々の観た演目は、名作劇場の『平家女護島』と『鑓の権三重帷子』のいずれも近松門左衛門の原作です。
参加者は40名、予想を超える人数です。文楽鑑賞の前、特別に人形遣いの吉田幸助氏から実際に人形を遣った説明を伺いました。 鑑賞時間は約3時間30分でしたが、近松の扱う『平家物語』の鬼界島の別れ、江戸時代のふとした弾みの不倫、二つの悲劇に心を揺さぶられました。