帝塚山学院小学校・中学校(男子部10期)第58回卒業 の植野望さんが公開講座を行います。
第21回日本ヘルニア学会学術集会
第21回日本ヘルニア学会学術集会市民公開講座
日時:2023年5月27日(土)17:30開始(約1時間)
場所:大阪国際会議場10階
テーマ:おなかのヘルニアについて知ろう
世の健康ブームの広がりとともに、がんに代表される悪性疾患に対する関心が増しています。一方で、良性疾患の多くが救急疾患として診療頻度が高く、その病状は決して軽症ばかりではありません。
腹部におけるヘルニアは、外科領域における最大のcommon diseaseであり、我が国に おける手術件数は鼠径部のみで年間15万件にのぼるとされていますが、その病態や 治療(手術)の必要性などについて、一般に充分に周知されてはいません。
また、一般にヘルニアと言えば椎間板ヘルニアと認識されがちで、“おなかのヘルニア”に ついての周知は、医療者ならびに本学会にとっても重要な課題とも言えます。
日本ヘルニア学会はヘルニアに重点特化した専門学会で、過去20回の学術集会では、 ヘルニア診療の質の向上や新たな知見の共有を目指し熱い議論が繰り返されてきました。 この機運の盛り上がりを、市民公開講座として一般市民へ向けた情報を発信したいと考え 企画しました。
講師:中川基人(平塚市民病院副院長、鼠径部ヘルニア)
長浜雄志(KKR九段坂病院外科部長、腹壁ヘルニア)
司会:谷 均史(淀川キリスト教病院、朝日放送『探偵ナイトスクープ』医学顧問)
ご参加にあたりましては、ポスター上のURLもしくはQRコードからお申し込みください。また、当日27日(土)産経新聞朝刊(大阪市内版)に広告が掲載されます。
植野 望
(帝塚山学院小学校・中学校(男子部10期)第58回卒業)
第21回日本ヘルニア学会学術集会会長
日本ヘルニア学会理事・教育委員会委員長・学会法人化委員会委員長
関西ヘルニア研究会代表世話人
大阪府済生会吹田病院へルニアセンター科長